結婚までの私たちの道のり

夫と私の結婚したわけとは?

夫と私の結婚したわけとは?

By on 2014年11月6日

夫と私は今から10年くらい前に知り合って、ずっと付き合ってきました。お互いにバリバリ仕事をしていたので、それほど結婚は意識しておらず「いっそのこと60歳になってお互い定年退職してから結婚してもいいね」なんて話しているくらいでした。
しかし、夫が病期で倒れてしまい、急に長期入院する事になったのです。周囲に頼れる人がおらず、私がいろいろな面倒を見る事になりましたが、結婚していないという事は手続きなどをする際に本当に不便で、いちいち病気の夫に物事を確認しなければならない煩雑さがありました。籍を入れていないというのはこれほど不便という事なのだな…という事を実感しました。
夫は退院した後も仕事に戻れる状態ではなく、休職を余儀なくされました。もちろん貯金がありますから、当座の生活は何とかなりますが、根本的に生き方を考え直さなければならないという事を感じて、二人で人生をどう生きるかという事を何度も話し合いました。そうして出た結論が、結婚しようという事です。二人で暮らせば、生活費はそれぞれで支払うよりも、ずいぶんと節約する事ができます。また病院に通院する夫のケアも、結婚したほうがより便利だろうという事もありました。何より、今までお互いの域外でもあった仕事を、夫は手放す事になりかねない状況で、何も残っていないとするなら、せめて家庭というものだけでも残してあげたいと私は思ったのです。
そして、私自身も仕事中心の生き方や考え方を大きく変える事を意識しました。休日も、夫とデートしない日は仕事をしていたくらいの仕事漬けの日々でしたが、そういう生活は夫と結婚する以上無理だと思って、生活そのものを楽しむように意識を向けました。くだらないかもしれませんが、今日の夕食は手作りフレンチ♪とか、今日はお風呂に箱根の湯の温泉の元を入れたから、温泉気分でお風呂からでたらビールを飲もう・・・みたいな、ささやかでも楽しめるような事にトライするようになりました。
仕事も大幅にセーブしましたが、実際に結婚して家庭に目を向けるようにしてからは、その生活もいいものだな、人間の生きる意味ってこういうものなのかもしれないと感じたりしています。今でもバリバリ働く同僚を見ると、気持ちが焦る事もありますが、私たち夫婦はのんびりモードにシフトをして、夫婦で日々の生活を楽しむようにして行こうと決めたのだから、それを思いっきり満喫しようと話しています。
おでんのような、じんわりとした温かさがある生活ですが、それはとても心を温かくしてくれるもので、とても幸せです。